訃報

悲しい知らせが来た。
イタリアにいたときの恩師が亡くなった。確かに、もうそれなりの歳だったし、2年くらい前に入院して手術したらしいとは聞いていたけど、まだまだ元気だと勝手に信じていた。あの学校に行けば、また会えると思っていた。
修復の仕事に就くことができたら、きっとまた会いに行けると思ってた。

卒業前に、「必ず手紙をよこしなさい」って言ってくれて、名刺をもらってあった。でも、帰国してから一度も連絡を取らないまま…イタリア語も忘れてしまって、修復の仕事もできないままで…。
Nataleのカードくらい出していればよかった。後悔しても、もうどうにもならない。あんなに良くしてもらったのに…。

自分でも驚くくらいショックが大きい。
今は、遠くから冥福を祈ることしかできない。
Grazie mille, prof...

悲しい…すごく悲しい…。