名ばかりボランティア

来るたびにいつも文句を言っていく人…今日は入って来るなり「暑い」と大騒ぎして、こちらを指さしながら一人でぎゃんぎゃん文句を言って罵った。
エアコンを入れていないことを「異常だ!」とか「非常識だ!」とか…。
今日はまだ涼しい方だと、パートさんとも話していたのに…。

震災以来節電していることも、6月中は極力エアコンを控えていることも、7月からクールシェアが始まることも、こちらからの説明は一切聞かず…。挙句の果てに、
「こっちはボランティアできているんだ!」 と…。

普通、ボランティアをしている人は、恩着せがましくそんなことは言わない。
実際ほかのボランティアの人たちは、誰一人追随して文句を言ったりしなかった。
今日来館したお客さんからも、暑いとの苦情は一切なかった。
それに、彼らは純粋なボランティアではない。役所のお膳立てでできた組織だから、補助金ももらっているし、日によっては交通費だって支給されている。
こっちは交通費なんてないのに…。

クールシェアに合わせてエアコンのスイッチに貼った「28℃に設定しています」を見て、「ちゃんと温度を28℃に保たないとだめだろう!」って怒ってた。
あれは、冷房を使用した時のエアコンの設定温度のことで、節電のためにもそれより低い温度設定にはしないという意味でしょう。常に室温を28℃に保つという意味ではないのに…。

こういう人がいるから、原発を動かさなければならなくなるのかもしれない。
自己中で身勝手で、短気で他人の気持ちなんて全くわからない人…。
こういう人は、ボランティアなんてするべきじゃない。かえって迷惑なだけ…。

彼のような人は決して少なくない。全く理解できない人種だけど、気の毒でかわいそうな人たちなんだということは良くわかる。

あんな風に歳を重ねてはいけない!

手が震えるほど腹立たしかったけど、反面教師になってくれたことに少しだけ感謝!