雨の美術館

久しぶりに宇都宮美術館へ…「荒井孝展」。
天気の悪さを考えると本当は延期したかったけど、諸般の事情で雨天決行。
雨の中でも鳥の声が聞こえ、山桜などの木々の実ががたくさん落ちていた。

入館料は、震災での休館後から5月15日までは無料。もちろん誰でも!
被災者に限り無料の施設は結構多いけど、誰でもは凄いと思う。
やるじゃん、宇都宮美術館!

お客さんは予想通り少なくて、静かに存分に見ることができた。
帰りのほうが雨がひどくて、おまけに駐車場の場所がハズレで、車の屋根もガラスも落ちてきた花?実?(わからない…)が貼りついてゴミだらけ…。
でもまぁ、自然界はこんなもの…ちゃんと生きてる証拠だから…。


今日はあの日からちょうど2ヶ月。
地震発生の時間は、先月同様に気がつけば過ぎていたけど、思い返すと、ちょうど「祈り」の絵の前あたりにいた気がする。
2ヶ月もやっぱり早かった…けど、辛い思いをしている人達には、きっと長い時間だろうと思う。