薄れていく関心…

4ヶ月経った。
あの日の夜の寒さが嘘だったかのような、「梅雨明け十日」の連日の暑さ…。

おそらく、被災地以外の人達の多くは、日常生活の中で被災者や被災地のことを考える割合が凄く減ったんだろうと思う。自分もそう…。

まだ行方不明の家族がいる知人こと、福島の原発警戒区域なども含めた被災地に取り残されている動物たちのこと、4ヶ月も経って昨日やっと水道水が出るようになった被災地のこと、カビ発生と闘う被災文化財のレスキューのこと…。
情報はあっても関心を持たなければ、それはもう忘れられたのと同じになっちゃう…。

2年前の新聞にあった、難民救済を呼びかける黒柳徹子のことば…。
「一番大切なのは関心を持つことなんです」

動物にも自然にも、全ての物事に、このことは当てはまると思う。