先週の面接結果

片道4時間も電車に乗って行って、たった15分弱の面接を受け、帰る頃にはもう二度と行くことはないかもしれない…と思って、結果を待たずに記憶からも消しかけていた所だったのに、昨日なぜか採用の通知が来た。

こんなオバサン、どうして採用する気になったんだろう…?
個人面談の2次試験会場では、前も後ろも若くて優秀そうな人だった。
極めつきはドクターまで出ていて、業界では有名な先生のお弟子で、老舗の専門誌に論文まで書いている人…。偶然同じバスに乗り、目的地が同じだったからもしや…と思ったらやはり面接を受けに来たとのことで、成り行きで一緒に…。
お互い経歴はチラッとしか話さなかったし、向こうもとても普通の苗字だったけど、帰宅後にちょっと調べたらすぐ見つかって…。どう考えても、1年契約で給料は生活するには厳しい程少なく手当ても一切出ない、という決して条件の良くない求人に応募するレベルの人ではない。
そんな人が他に何人も応募しているとしたら、どう頑張ってもこんな田舎から転居を伴うオバサンが応募したところで太刀打ちできない…と思っていた。
2次の面接を受けた人は、おそらく少なく見積もっても10名くらい…。
なのに、なぜ???

どうしていつも、こういう予想は外れるんだろう?
確か、大学受験の時も、公務員試験を受けたときもそうだった。きっとここには縁がないだろうと思う所に、引っかかる。

あと1ヶ所応募していた本命は、やはり×だった。
でも、一昨日悩んで悩んで、修復の仕事ができるかもしれない可能性だけに縋ってパートに応募したばかり…。
その翌日こうなるとは…。

で、結局また悩んで、修復とは関係ない仕事でも、とりあえず都心への通勤圏に転居できるなら、次の仕事も見つけ易いんじゃないか…という微かな希望にかけることにした。つまり、来月引越しが決定!

急いで家捜ししないと…。なのに、まったく動く気になれない。正直なところ、ぜんぜん喜べない。
一応収入源としての仕事は見つかっても先の保障はないし、かと言ってここに居たら仕事はもっと見つからないし…。

それでも、今年初めの目標だった、「ここより南への引越し」はこれで達成。
何とかして次の失業までに修復関係の仕事に繋がることをみつけないと…。
これが、これからの目標…かな…。